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カメラの何が楽しいのか

写真の醍醐味とは

こんにちは!
フォトスタジオ青梅の大舘です。
今回は写真の楽しさはどこにあるのか
について考察してみたいと思います。
本日もよろしくお願いいたします。

①記録性

写真の面白い点の一つは記録性だと感じる。
肖像画の代わりとして写真が活用されてから
その記録としての一面を担ってきた。

自分の昔の写真を引っ張り出して見ていただきたいのだが
自分が若いというサプライズは勿論の事、
そこに写っている物に注目しても今は目にしない物だったりする。

そんな写真を見ると当時に戻れる。
写真はタイムマシーンなのだ。

②瞬間を切り取る

次に注目したいのが瞬間を切り取るという点。
1秒の1/1000とかでそのものの瞬間を切り取る写真は動画と違い
普段目にしない瞬間を私たちに見せてくれるのだ。

人を沢山撮影させていただいていると
この効果を感じる時が多い。
「自分が知らない一面が写った」
などのコメントはまさしく瞬間を切り取っているからこそなのだ。

そういう写真を通して自分に自信を取り戻す場合も多々ある。
そんな意味でも写真ってすごいなぁ、とつくづく感じる。

動くものなどを撮影する時も写真の楽しさを感じる事ができる。
是非カメラで切り取った瞬間を楽しんでもらいたい。

③絵を描いているような

先ほど書いたように
元々は絵の代わりとして写真が発達していった。
絵を描くのには何日もかかる事もあるが
写真の場合、シャッターボタンを押した瞬間に作品になりうる。
実際はコンセプトを決めたり後処理を施したりと時間がかかるものだが、
絵としてはすぐに見る事ができるというのも写真の凄さ。

アーティスト気取りをする事ができるのも写真の良いところ 笑

④写真を読み解く楽しさ

人の写真を見るのも楽しい。
作者の目を追体験できるからだ。
そして写真集などを見た時に
なんでこの写真を選んだのか、
というのを考えるのもエンタメだ。

作者によってはピントがきていなかったり
ぶれていたり傾いていたりする写真を堂々と写真集に載せたりする。
それを読み解いていくのも
非常に面白いのだ。

⑤カメラとの対話

カメラを操作する喜びというのもある。
自分自身、機械は苦手だったのだが
写真をやるようになりカメラを操作する喜びを知るようになった。

カメラのダイヤルをいじると写真がガラッと変わるのが楽しくて
自由自在にこの世界のテイストを変化できるのがたまらなく楽しかった。

いつも一緒にいるとカメラが人と接しているような感覚になる時がある。
流石にヤバい 笑

⑥見た事のない場所に連れて行ってくれる

カメラを片手に街を歩いてみよう。
するとどうだろう。
普段目に入らなかった物が
急に目に飛び込んでくるようになる。
それから写真を撮る為に普段通らない道を
歩いてみるようになるかもしれない。
そこで新しい出会いがあったりするのだ。

仕事で写真をやっていても出会いという点が面白い。
普段自分では選ばないような場所に
撮影という仕事を通していく事ができる。
会えないような人に会えたりする。
その場、その人を感じる事ができる。

そうして写真を通して
自分の人間の幅が広がっていく。

⑦相手の意図を汲む楽しさ

写真は見てくれる人に何を感じてもらいたいのか
といった要素もある。
完全なるアーティストでない限り
見る人の事を考えて撮影するのが写真の基本だ。
それは言ってみればその相手との
コラボレーションでもあるのではないだろうか。
更に撮影する対象とのコラボでもありそのセッションがまた楽しいのだ。

例えば建築を撮影する。
建築家のこだわりを建物から感じる。
それをどう写真を見る人に伝えようか。
そんな問いは非常に楽しい要素だ。

趣味から気軽にフォトライフ

写真を趣味にするのはとても良い。
頭も足も感性も使う。
仕事を引退した後のカメラというのは
やはりおすすめだ。

ただ近年アマチュアカメラマンさんの素行が
問題になる場面が多々報道される。
スポーツと同じように
マナーをルールと捉え、
その中でどんな写真が撮れるのか
というゲームをみんなで楽しみたい。

みんなが気持ちいいと思える、
そんな写真ライフが送れたら幸せ。

皆さん、
写真を趣味にしてみましょう。
導入としてはスマートフォンが最適かもしれません。
気軽に写真を楽しむ文化ができたら私も幸せです。